Q 突発性難聴で補聴器は必要ですか?

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Q 突発性難聴で補聴器は必要ですか?

A 補聴器が必要か必要でないかはご本人が決めることですが、突発性難聴による聴力低下でも補聴器は使用できます。突発性難聴は症状が固定してからでないと補聴器の使用はできません。突発性難聴の疑いがあればまずは聴力回復にのぞみをかけて治療に専念しましょう。治療中や治療前に補聴器をためすのは健康状態にも影響を与える可能性があるので、まずは耳鼻科に通うようにしてください。

突発性難聴でもう聴力の回復が見られなくなったら補聴器の装用を検討するのがいいでしょう。中には補聴器の使用をせずに生活されている方もいらっしゃいますが、補聴器があれば聞こえのサポートになりますのでぜひトライしてみてはいかがでしょう。

 
突発性難聴は片耳が難聴になることが多く、両耳難聴になるのはまれと言われています。よく耳鼻科の先生には補聴器は着けても効果がないだろう、と言われているから補聴器はダメと思われている方もいるのでないでしょうか。たしかに通常の補聴器では聴力によりますが、片耳難聴の聞こえをおぎなうのは難しい、というよりほぼ無理です。しかし、片耳難聴の方に使えるクロス補聴器があるので聞こえを補う方法はあります。
クロス補聴器は補聴器と組み合わせて両耳に着けるんです。クロス補聴器の仕組みは難聴のある耳に音を入れるのではなく、聞こえている耳に難聴側の耳で聞くはずの音をいれて難聴耳の聞こえを補います。

 
突発性難聴で補聴器が必要になるかはその人の聞こえ方によって変わるでしょう。補聴器を使用しても、もとの聞こえに戻すのはムリですが、聞こえのサポートになるので興味が出れば一度試してみましょう。

 
 

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