補助金を使ってクロス補聴器を購入する流れをご紹介します。
補助金制度(障害者総合支援法)対象の補聴器にはクロス補聴器は含まれていませんが、支給される金額に差額を出すことでクロス補聴器を購入できるんです。
しかし、補助金の対象は難聴による身体障害者手帳を持っている、取得できる方に限定されているのが事実です。ですので片耳の聞こえが健康な方は残念ながらこちらに該当しません。
補助金を利用したクロス補聴器(バイクロス)の購入は役所と耳鼻科、補聴器販売店で手続きが必要なので購入まで少し時間がかかりますが、自己負担金を減らせるオトクな制度になっていますね。
補助金でクロス補聴器を購入できれば聞こえも経済的にも満足できますね♪
補助金を利用する方法がわからない
補聴器の補助金(または助成金)制度でクロス補聴器を購入したいと希望される方の中には、自分が補助金を使える対象なのかわからず悩まれている方が多数いらっしゃいます。補聴器の補助金制度は一見むずかしく、わかりにくいところがたくさんありますよね。
クロス補聴器は高額なので金銭面でお困りになられることもあるでしょう。
- クロス補聴器がほしいけど高価なので手が出しにくい
- 補助金の手続きをどこでおこなえばいいかわからない
- クロス補聴器の購入の方法がわからない
当サイトはこのような悩みを持たれている方に向けた内容になっています。
補助金でクロス補聴器を購入する流れ
補助金制度を利用してクロス補聴器を買うながれを紹介します。補助金でクロス補聴器を買うには障害者総合支援法により定められている条件をクリアしないといけません。
補助金でクロス補聴器を購入できる方はかなり限定されますが、補助金を利用できれば以下のながれにそってクロス補聴器を購入しましょう。
補助金でクロス補聴器を購入するながれ
- 補聴器販売店の見積書、指定医の意見書を市役所の障害福祉課に提出する
- 補装具費支給券が発行される
- 補装具費支給券を補聴器販売店に持参する
補助金を利用したクロス補聴器の購入は一連の手続きが終わったあとになるので、補聴器販売店に行けばすぐに購入できるというわけではありません。役所より発行された補装具費支給券を契約した補聴器販売店に持って行き、支給される金額に差額をたすことでクロス補聴器の購入ができます。
補助金対象の条件についてくわしくはコチラ
https://xn--qckr8c9c2cc9d.com/%e8%a3%9c%e8%81%b4%e5%99%a8%e3%81%ae%e8%a3%9c%e5%8a%a9%e9%87%91%e5%88%b6%e5%ba%a6/
補助金の申請方法について
補助金の申請は耳鼻科の指定医師と補聴器販売店が作成したそれぞれの書類を役所に提出して申請をおこないます。
補助金申請の方法
- 役所の障害福祉課窓口で医学的意見書をうけとる
- 耳鼻科の指定医による聴力等の検査と診察をうける
- 補聴器販売店にて見積もり書をもらい市役所の福祉課に提出する
補助金制度でクロス補聴器を購入するときに利用する補聴器販売店は認定補聴器技能者がいる補聴器販売店がオススメです。
補聴器に使える補助金(助成金)の条件、申請やながれについて詳しくはコチラをご覧ください
補助金で購入するクロス補聴器の選び方
補助金制度を利用して片耳難聴にあうクロス補聴器を選ぶときは、聞こえがいい方の耳にも中程度から高度の難聴があることが考えられるため、反対耳につける補聴器の性能について知る必要があります。
雑音の抑制力や快適性も種類を変えるとずいぶん変化するので、実際にためしてみて自分の使いたいシーンにあう性能の補聴器を選ぶのがオススメです。
クロス補聴器の仕組み
クロス補聴器のしくみですが、クロス補聴器は通常の医療機器である補聴器とは違い送信機の扱いとなります。そのため一台だけでは使えず、クロス補聴器が送信機の役割をして、聞こえる耳に受信機となる補聴器を着けて使います。
両耳で通信をおこなってクロス補聴器が拾う聞こえない耳側の音声を、聞こえる耳に着けた補聴器で聞くことができるんです。
クロス補聴器の価格相場について
クロス補聴器の価格相場について紹介します。クロス補聴器一台あたりは約10万円前後で、一緒に使う補聴器に関してフォナック社の補聴器を例にあげると、一台約12万円から50万円程度と幅広く、クロス補聴器と補聴器を合算すると低価格帯の機種でもおよそ20万円以上の予算から必要になりますね。
しかし、補助金制度を利用すれば支給される金額を差し引いて補聴器を購入することが可能です。
クロス補聴器の価格について詳しくはコチラ
https://xn--qckr8c9c2cc9d.com/%e3%82%af%e3%83%ad%e3%82%b9%e8%a3%9c%e8%81%b4%e5%99%a8cros/%e3%82%af%e3%83%ad%e3%82%b9%e8%a3%9c%e8%81%b4%e5%99%a8%e3%81%ae%e4%be%a1%e6%a0%bc%e3%82%92%e6%a4%9c%e8%a8%bc%e3%80%90%e3%82%ae%e3%83%a2%e3%83%b3%e3%82%92%e8%a7%a3%e6%b1%ba%ef%bc%81%e3%80%91/
補助金を使って買うクロス補聴器のオススメはコレ!
補助金制度を利用して購入するクロス補聴器の中でも今オススメするのはコチラ、シグニアのクロス補聴器CROS Pure Charge&Go XとPure Charge&Go 3Xの組み合わせです。
オススメの理由はBluetoothが内蔵されているのでスマートホンを使ってアプリで音量の変更など便利に扱えるほか、インプットされている100のシーンを補聴器が自動で設定してくれるのでさまざまな環境下でも音質の快適性をたもちやすくしてくれるからです。電池式と充電式がありますが、当店では3Xと組み合わせた充電式が特にオススメで人気の売れ筋ですね。
シグニア クロスピュアチャージ&ゴーX(Signia Cros Pure Charge&Go X) | シグニア ピュアチャージ&ゴー3X(Signia Pure Charge&Go 3X) | |
---|---|---|
バッテリー | 約23時間 | 約23時間 |
対応補聴器 | Charge&Go【7X・5X・3X】 | ー |
メーカー修理保証 | 1年 | 2年・紛失1年 |
価格 | 110,000円 【充電器別】 | 294,000円 【充電器込】 |
補助金で購入するクロス補聴器のデメリット
補助金を利用して購入できるクロス補聴器にはいくつかデメリットがあり、使う前に知っておかなくてはいけません。クロス補聴器はとても便利ですが、着けても補うのがむずかしい状況があるというのも事実です。
- 音の方向感覚が認識しづらい
- 距離によって声が聞こえづらいことがある
- はじめは耳に違和感が出ることがある
クロス補聴器のデメリットは個人差もありますので購入する前にかならずためしてみましょう。
補助金で購入するクロス補聴器のメリット
あなたが補助金でクロス補聴器を購入することで得られるメリットはたくさんあります。クロス補聴器があるのと無いのとでは生活のしやすさにも影響が出てきますね。
- 聞こえの範囲が広がる
- 気づけなかった小さな声も聞きやすくなる
- 金銭の負担を少しでも減らせる
クロス補聴器を使う多くの方は生活の不便さが解消されて、コミュニケーションにおいても大きな助けになるとよろこばれています。また、補助金を使えばクロス補聴器を購入する時の自己負担金を減らせるのは大きなメリットですね。
まとめ
補助金制度を利用して購入することでクロス補聴器が少しでも安く手に入るのがうれしいですね。クロス補聴器を着ければ今まで悩んでいた片耳の聞こえがウソのように会話をするのが楽しく感じられるでしょう。
クロス補聴器があれば明るく楽しい毎日が訪れますよ。