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補聴器の電池の種類

補聴器電池 a1

補聴器に使う電池の種類をご紹介します。補聴器を使うために必要なのが電池ですが、補聴器は一般的には空気電池と呼ばれる電池を使います。空気電池には種類があり、補聴器の種類によって違うので間違えないようにしないといけません。当サイトでは補聴器に使われる電池の種類や扱いについて紹介します。

目次

補聴器に使われる電池

補聴器電池 種類 a1

電池の種類は空気電池であまり他の機器に使用することもない電池ではないでしょうか。補聴器用の空気電池はボタンのような形状をしていて全4種類あります。

補聴器電池のしくみ

補聴器用の電池は空気電池(空気亜鉛電池)を使用しています。補聴器の種類によって空気電池のサイズも異なります。ですので補聴器にあった電池の種類を必ず使用しなければいけません。空気電池にはプラス極に小さな穴があいていてそこから空気を取り入れて発電します。空気電池は外気の影響をとてもうけやすい性質です。乾燥しているときや低温の場所ではうまく機能しないことや電池の寿命が早まることがあります。

補聴器 電池 シール

このようにシールをはがして使います。シールを剥がすと放電が始まります。

電池の扱いについて

補聴器用電池のことでよくある取り扱い方法のギモンについてご紹介したいと思います。

Q.補聴器を使っていないときも放電しているんですか?
 A.放電しています。ですので補聴器の電源を切っていても電池容量は少しづつですが減っているということになります。空気電池は表面の小さな穴から酸素を取り入れて放電しています。ですので補聴器から取り外していても放電がおきています。はじめに電池表面にシールが貼られているのは放電を防いでいるためです。しかし、またシールを貼るのは止めておくのがいいでしょう。なぜなら一度はがしたシールの粘着物が空気穴に詰まってしまうおそれがあるからです。空気穴が詰まってしまうとまだ容量のある電池でもうまく放電できなくなることがあります。

Q.新しい電池に交換したのに補聴器が反応しないのは何故ですか?
 A.新しい電池を入れたのに補聴器が反応しないと故障したのかなど心配になりますよね。まず補聴器電池の使用期限が過ぎていないかを確認してみてください。電池には使用期限の記載があり、それを過ぎるとうまく電池が機能しないです。電池のパッケージ裏に記載があるので見てみましょう。次に確認するのはその補聴器電池が本当に新しい電池かどうかです。電池が古い電池と混ざってしまっているということはありませんか?再度新しい電池を取り出して使ってみてください。それでも補聴器が反応しない場合は、電池の不良か補聴器の故障ということになりますので一度補聴器店でみてもらいましょう。

補聴器電池をうまく使うコツ

補聴器電池をできるだけ長く使用するコツや上手に使う方法を教えます。

  • 電池を使用するまではシールをはがさないようにしましょう
  • シールをはがしてから30秒から1分程度経ってから使用しましょう(シールをはがした直後にはうまく機能しない場合があります)
  • 補聴器を乾燥ケースに入れるときは電池を外しましょう
  • 補聴器を使用していないときは補聴器のバッテリードアを開けておきましょう
  • ガスストーブをはじめ二酸化炭素が発生する機器を使用している場合には定期的に換気しましょう
  • 電池が冷えているとき、冷えた場所に保管していたときは少し体温で温めて使用しましょう
  • 電池が切れたときには補聴器から必ず外しましょう(放置しておくと電池の液漏れがおき故障の原因となります)

以上のことに注意しておけば電池のトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。補聴器にかかせない電池です、少しでも空気電池の性質を知っておくのがいいですね。

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