片耳難聴に最適なフォナックのクロス補聴器【わかりやすく解説!】

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片耳難聴には信頼性が高いフォナック(Phonak)のクロス補聴器がおすすめです。片耳難聴専用のクロス補聴器の中でも操作性にすぐれていて音質や、聞こえの性能など独自の技術を搭載したフォナックのクロス補聴器が人気です。片耳難聴には通常の補聴器ではうまく改善できないことがあります。そのような時には特殊なクロス補聴器という補聴器を両耳に着けて改善する方法があります。クロス補聴器は片耳難聴でお困りの多くのユーザーに支持されています。当サイトでは、フォナック補聴器がリリースしているクロス補聴器について、聞こえのしくみから性能やサイズ、価格相場までを幅広くご紹介しています。また装用時の見た目や、独自のレビューなども合わせてご紹介していますのでぜひご参考ください。

片耳難聴にはどんな補聴器がいいのか、よくご相談をいただきます。片耳難聴なので、難聴のある耳にだけ補聴器を着ければいいだろうというのがごく普通の考えかと思います。しかし、片耳難聴を改善させるには通常の補聴器だけでは改善できないことが多々あるんです。今回お話しをしているクロス補聴器は両耳に着けて聞こえを補う補聴器です。クロス補聴器の中でも種類が多く、操作性や聞こえの性能などに評判が高いフォナックのクロス補聴器についてみてみましょう。

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ここからは、片耳難聴による聞こえについてご紹介していきますね。

片耳難聴とは

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片耳難聴と一言でいってもさまざまな原因や種類があります。片耳難聴は片耳だけが難聴になり、その多くは高度から重度のレベルにまでなります。そのため通常両耳で聞くときよりも集音できる範囲も狭くなり、物音はわかるけど会話の内容がわからないことや、聞こえない側からの声に気づくことができないことがあるため、コミュニケーションにおいても勘違いされることも増えてしまいます。聞こえる耳では聞くことができるので、会話をする時に自分の位置を気にしなくてはいけない、片耳だけで聞かなくてはいけないので集中して疲れが出やすくなったりストレスも感じやすくなります。片耳難聴は両耳難聴に比べると理解してもらいにくい難聴です。

片耳難聴の原因

片耳難聴にはいくつかの種類があり、それぞれ発症する原因も違います。中には原因が不明とされている片耳難聴もあり、必ず治るという治療方法もありません。おもな片耳難聴の原因と種類について紹介します。

  • 突発性難聴

名前の通り、突発的におこる難聴です。片耳だけが高度から重度の難聴になります。まれに両耳難聴になるケースもあるようです。突発性難聴は原因がわかっていない難聴です。明確な治療方法もないため完治する確率3人に1人の割合い程度と極めて低いとされています。

  • ムンプス難聴

ムンプス難聴はムンプスウイルスが内耳に感染しておこる難聴です。ムンプスウイルスというのは日本ではおたふく風邪といえば馴染み深いかと思います。ムンプス難聴はおたふく風邪になったときにおこる片耳難聴で、難聴のレベルは高度から重度の難聴になることが多いと言われています。専門の病院で治療をおこなっても必ず治る難聴ではありません。

  • 外傷性難聴

外部からの衝撃によりおこる難聴です。たとえば平手内をされたときの衝撃であったり、何かが耳に当たった衝撃で鼓膜が破れたりすることで難聴になります。外傷性難聴は片耳難聴の中でも病院で手術をしたり、治療をおこなえば必ずではないですが治る可能性が高いとされています。しかし、内耳の神経などにも影響があれば治療は難しくなるでしょう。

  • 先天性難聴

先天性難聴は生まれつきの片耳難聴です。先天性難聴は両耳難聴になることもあります。原因は生まれる前に母親がおたふく風邪になったり、何かのウイルスの感染があった時におこってしまう難聴です。治療は難しく、両耳難聴であればとくに早期の補聴器装用がとても大事となります。

治療と改善方法はあるか

片耳難聴 治療

年齢の低下などにともなっておこる聴力低下をはじめ、難聴って実はあんまり自分では気づけないことが多いのですが、片耳難聴の多くは難聴になったときにすぐ気づくことが多いです。そのため聞こえに異変を感じたらすぐに耳鼻咽喉科を受診し、専門医師による診察をうけましょう。生まれつき片耳難聴であれば、もう慣れてしまってそのまま生活されているかもしれません。

治療をしたが治らなった片耳難聴を改善させるには補聴器の装用が考えられます。しかし、片耳難聴を改善させるのに通常の補聴器では難しい場合があります。もし難聴の程度が軽ければ片耳だけに補聴器をして改善できるかもしれません。ほとんど聞こえない、まったく聞こえないという場合はことばの明瞭度が落ちているため補聴器を着けても聞こえの改善は難しいです。もし、通常の補聴器で改善できない片耳難聴であれば片耳難聴専用のクロス補聴器があります。クロス補聴器を販売している主な補聴器メーカーはフォナック(Phonak)、シグニア(Signia)、ワイデックス(Widex)です。

クロス補聴器のしくみ

クロス補聴器 しくみ

クロス補聴器とは通常の補聴器としくみが違います。クロス補聴器は片耳だけではなく、通常の補聴器とあわせて両耳に着けて片耳難聴を補います。クロス補聴器とは送信機の役割をしていて、通常の補聴器を受信機代わりにして使います。難聴のある耳にクロス補聴器をつけて、健康な耳に補聴器をつけるのですが、クロス補聴器からは音の出力はありません。ですので難聴のある耳に音を入れるわけではないんです。クロス補聴器は送信機なので集音した音情報を補聴器に送信するという働きをします。そうすることで難聴側で聞こえる音や声を、クロス補聴器が集音して健康な耳に着けた補聴器に送り、健康な耳で難聴側の音声を聞くことができるんです。難聴のある耳に音を入れるのではなく、健康な耳で聞かせてくれるので難聴度が高く言葉の明瞭度が悪くても聞きとりの改善ができるんです。

クロス補聴器についてはこちらもご覧ください

片耳難聴用クロス補聴器(CROS)

フォナックについて

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フォナック補聴器はスイスに本社をおく補聴器メーカーです。フォナックは世界的にも評価が高い補聴器のトップメーカーの一つです。1947年に創立された長い歴史のある補聴器メーカーで世界100ヵ国以上で補聴器販売や聴覚ケアの活動をおこなっています。フォナックは技術の限界に挑戦し、最も聞きとりが困難になる状況を助けるために日々研究に努めています。フォナックでは最新技術であるオートセンスOSをはじめとした画期的な性能の補聴器を世に提供しつづけています。

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フォナックのクロス補聴器

フォナックのクロス補聴器についてご紹介します。フォナックのクロス補聴器は他メーカーと比べて選べる種類が多いです。クロス補聴器の基本のタイプとされている耳かけ型をはじめ、耳あな型のオーダーメイド、充電式の耳かけ型があります。フォナックのクロス補聴器はクロス側の音のバランスを自分で操作できるのが優秀です。選ぶ補聴器により、性能が変わりB30クラスではクロス側の指向性が機能しません。B50より指向性がつくようになっています。補聴器はオートセンスOS機能がついているためムダな操作はいりません。補聴器をつけるだけであとは補聴器任せで大丈夫なんです。

フォナック クロスB-312/13 耳かけ型RICタイプ

フォナック クロス補聴器

フォナックの耳かけ型クロスBです。フォナッククロスBは312タイプと13タイプから選べます。違いは電池のサイズ、本体のサイズが異なります。しくみについては変更はありませんが、操作性が変わります。312タイプとは312電池を使用するモデルで、小型な本体サイズとなります。13タイプは13電池で少し本体が大きくなりますが、手元で操作がしやすいコントロールスイッチが付いています。クロス補聴器の中でもクロスBが一番人気があります。クロスB自体には性能が付いているわけではなく、一緒に使う補聴器によって性能が変わります。この312タイプと13タイプ、目立ちにくいタイプで選ぶのなら312タイプがおすすめです。目立ちにくさよりも扱いやすさを重視するのであれば13タイプがおすすめです!

フォナック サイズ

サイズと見た目です。312タイプの方が小ぶりで13タイプは少し大きくなります。しかし、どちらも着けると案外目立ちにくいです。

耳かけ型 ric

装用したときは違和感が少ないのが特徴的です。着けているのを忘れるくらいの着け心地です。髪型によれば本体が見えやすくなることがあります。

フォナック カラー

カラーはシックな色合いが揃っています。髪色にあわせてお選びいただくことが多いです。左右で色を変えて右と左の区別をつけることもできます。

クロスB-312 クロスB-13
電池/時間 312/最大約58時間 13/最大約96時間
対応機種 ビロングシリーズ ビロングシリーズ
市場相場 95,000円(税抜) 95,000円(税抜)
フォナック クロスB-R 充電式耳かけ型RICタイプ

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クロスBの充電式モデルです。装用感や扱い方はほとんど同じですが、電池の交換が不要となります。電池交換は意外とわずらわしく感じるポイントの一つですので、電池交換が面倒に感じる方には大変オススメです。また、クロス補聴器は通常の補聴器と違い電池の寿命が少し早いです。電池交換の頻度も上がりますが充電式であれば充電器にセットしておくだけで使うことができます。電池式と違い、スイッチを押して電源のオンオフをおこないます。サイズはワンサイズとなり、クロスB-312タイプと比べ少し大きいくらいです。電池寿命が短い欠点があるクロス補聴器に充電式はうれしいですね。

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補聴器のサイズは大きすぎないのがいいですね。補聴器の見た目も無駄な装飾もなくシンプルでどんなシーンでもお使いいただけるでしょう。

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装用時の見た目もほとんどわかりにくいです。レシーバーが横から見える以外に髪型によっては本体が見えやすくなる場合があります。

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補聴器のカラーはクロスB同様の展開になります。色の質感も髪の毛に馴染みやすいですのでオススメの選び方は髪色にあわせた選び方です。

クロスB-R
電池/時間 リチウムイオン/フル充電最大約16時間
対応機種 オーデオB-R
市場相場 110,000円(税抜) 別途充電器 12,000円
フォナック クロスB-312/13カスタム 耳あな型オーダーメイド

フォナック クロスbカスタム

クロスBカスタムは耳のカタチをとって作るオーダーメイドモデルです。312と13タイプでサイズに違いがあります。クロスBカスタムは通常の耳あな型補聴器と比べてあまり小さなサイズで作ることができません。(IICやCICタイプではつくれません)耳あな型のクロス補聴器は厳密にいえばあまり片耳難聴の方にはオススメできません。と言ってもコチラも片耳難聴用のクロス補聴器なのですが、耳あな型の特徴の一つに耳あなをふさいでしまうということがあります。もし片耳が健康な耳であれば耳をふさいでしまうので密閉感を感じてしまいますし、本来の健康な耳の聞こえを損なわせてしまう可能性があります。耳あな型のクロス補聴器がオススメとされるのは片耳難聴であり、もう片耳にも難聴がある方です。その場合にはバイクロスと呼ばれるフィッティング方法を適用し改善します。(バイクロスに関してはクロス補聴器についてをご覧ください)

 

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装用時の見た目は完全に耳あなに隠れる訳ではなく少し見えやすくなります。髪型によっては目立ちやすくなります。クロスのバランスを変えるためにはボリュームを付けなくてはいけなくて、ボリュームを付けるとより目立つのがデメリットです。

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耳あな型のカラーは耳あなに入る部分のみ変更することができます。色を付けることで左右の判別がしやすくなります。基本赤色が右で青色が左というふうに分けられます。色をナシで注文することもできます。

クロスB-312カスタム クロスB-13カスタム
電池/時間 312/最大約76時間 13/最大約126時間
対応機種 バートB-312 バートB-13
市場相場 120,000円(税抜) 120,000円(税抜)

フォナックのクロス補聴器の価格相場

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気をつけていただきたいのが、フォナック補聴器のクロス補聴器の最終的な購入価格は補聴器と合わせた金額になるということです。クロス補聴器は1台だけでは使えません。必ず補聴器とセットで使う必要があります。クロス補聴器の価格相場は上記のとおりですが、クロス補聴器に対応する補聴器の相場もご紹介しておきます。クロス補聴器に対応する補聴器はある程度決められており、その中で性能により価格がわけられています。補聴器の性能により音質の快適性の違いや雑音の少なさなどが変わります。クロス補聴器に使えるフォナック補聴器の市場片耳相場はおよそ150,000円程度からとなります。高額機種になると約500,000円です。平均して人気があるのが200,000円台の補聴器で、クロス補聴器とあわせて約300,000円前後となります。フォナック補聴器の価格はお店によっても違いがあります。セールをしていたり、キャンペーンを取り入れているお店もあるためです。ですので正確な販売価格は各お店に問い合わせるのがおすすめです。

クロス補聴器のメリットとデメリット

クロス補聴器にはメリットが多くありますが、反対にデメリットもあります。クロス補聴器を選ぶ前にメリットとデメリットを理解しておきましょう。

クロス補聴器のメリット

  • 聞こえない側の音声を聞こえる耳に届けてくれる
  • 片耳だけで聞いているときと比べ集音範囲が倍になる
  • 騒がしい環境でも会話に気づきやすくなる
  • どちらからの音声にも気づくことができるので自分の位置を気にすることがない
  • 片耳だけに集中しなくてもいいので疲れやストレスを感じにくい
  • 難聴耳であっても電話に応じることができる

クロス補聴器のデメリット

  • クロス補聴器と補聴器、2台必要なので費用が増える
  • メンテナンスや電池式の場合電池代のコストも倍になる
  • 常に通信をおこなうので電池の消耗が通常の補聴器より早い
  • 音の方向感がわかりにくいことがある

クロス補聴器はメリットとなることの方が多いです。デメリットに関しては経済的なものが目立ちますが、メリットが上回るのでそこまで気にならないかもしれません。

フォナックのクロス補聴器は専門店に相談しましょう

補聴器専門店 a1

片耳難聴に最適なフォナックのクロス補聴器を選ぶなら選ぶお店も大事です。フォナックのクロス補聴器を扱うお店であれば利用することが可能ですが、補聴器店の中でも補聴器専門店を選ぶようにしましょう。もちろん、自分の信頼できるお店が決まっているのであれば問題ないでしょう。クロス補聴器に関しては補聴器店の中でも理解が少ないのが現状です。クロス補聴器について知識があり、調整技術のある補聴器専門店であればあなたに最適なフォナックのクロス補聴器を選ぶことができるでしょう。

補聴器の試聴とレンタルをご利用ください

クロス補聴器を選ぶことができれば、試聴とレンタルを必ず利用しましょう。通常の補聴器に関しても言えることですが、クロス補聴器は実際に試すことが何より大事です。まずはしくみを理解してクロス補聴器の聞こえの改善を実感してください。レンタルを利用できればあなたの生活の中で使っていただけます。職場であったり学校など片耳難聴で困っている環境で使ってみましょう。そうすればあなたにとってクロス補聴器が必要なのかどうかがハッキリわかります。いきなり購入するのではなく、まずはレンタルでお試しください。

まとめ

片耳難聴 改善

片耳難聴に最適なフォナックのクロス補聴器についてご紹介しました。フォナックのクロス補聴器は片耳難聴でお悩みのユーザーに大変人気があります。もし、フォナックのクロス補聴器を試す機会があればぜひご利用ください。フォナックのクロス補聴器があればきっとあなたの生活にも役立つでしょう。クロス補聴器を着ければ、片耳だけで聞いていた時と比べ聞こえの世界が広がります。今まで避けていたコミュニケーションも積極的に参加しやすくなることや、聞き間違いに困ることも少なくなるでしょう。

フォナックのクロス補聴器を着ければ、今まで不便を感じていた聞こえの世界が変わります。

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